マイカントリーは私の祖父が第二次世界大戦中に、埼玉で働いていた軍需工場から疎開して祖母と共にこの白老でリアカーに野菜や魚を積んで行商を行ったのが始まりです。
現代に暮らす私がどのような言葉を並べても当時の祖父母の心中を表現することはできませんが、多くの苦労そしてまた喜びもあったかと思います。
兎に角よく祖父から聞いた話の一つは、一生懸命リアカーで行商をしていたら、それを見ていた方々がお店「堀田商店」を一緒に大工仕事をして建ててくれたということです。
それがマイカントリーのお店のルーツです。
以来本当に地域の皆様に支えられ、個人商店をほぼ見かけることが少なくなった今日までこうして商売を続けさせて頂いております。
そのような祖父母や父母の時代から紡いできた人々との繋がりこそ何物にも変え難いマイカントリーの宝物であると私は考えています。
刻々と積み上げられた歴史の中で培われた地域の人々や生産者、市場関係者との繋がり。
そのような歴史や人々との繋がりの中で生まれたマイカントリーの商品やサービスを国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)がオープンするこの時に、地域に住む方はもちろん、世界中から訪れる人々にアピールしていきたいと強く誓っております。
それが今は亡き祖父母や古くから「堀田商店」「バルクマート」「株式会社マイカントリー」に関わって頂いた方々への私からの「ありがとう」のメッセージです。
これからもご愛顧のほどよろしくお願いいたします。
尚、マイカントリーでは「食」を通じて人々を笑顔にする仲間を募集しております。
一緒に素晴らしい食材の宝庫であるこの地域の魅力を発信し、来訪者や地域の人たちを笑顔にしませんか?
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